不道徳ロック講座 (新潮新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106110047

作品紹介・あらすじ

仲間の妻や恋人に次々と関係を迫る。メンバー全員でファンをホテルに連れ込む。薬物に溺れて入院させられる。金に困って万引きをする……現在の日本人アーティストなら「一発退場」にされかねないエピソードを欧米のロック・スターたちは自ら赤裸々に明かしている。ミック・ジャガー、エリック・クラプトン、ジョン・レノン等、デタラメで不道徳、でも才能あふれて憎めないロクデナシたちの伝説を堪能できる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 著者はほぼ同世代のライターさん。ロックレジェンドたちとのインタビューもされてきたらしいが、この本のネタはご本尊たちの自伝だけにしていて、その多くは私が読んだことがあるものばかりだった。でもさすがはライターさん。そこからあたらしい切り口で本を一冊書けちゃうのだから。私もキース・リチャーズの自伝を読んだときに感じたのは思ったよりまじめで親孝行だし子煩悩で石頭な人。著者と感想は同じだった。ロックスターたちのスキャンダルはいろいろ尾ひれがついていっちゃうものなのかもしれない。満足度★★★

  • ロック好きなら既によく知られてるエピソードばかりだったので、目新しさはなかったが、時代が違うとは言え、みんな自分の欲望に忠実なことで。。。
    けどムチャクチャやってた人ほど元気で長生きしてるのが面白い。

  •  ムージック系のライターが書いた、ロックスターたちの自叙伝の集合体。特にドラッグ、酒、セックスに関することを集めてある。
     彼らの奇行は、聞いてはいたが、凄まじい。
     時にミックジャガーは、とんでもない。

  • 名だたるロック界の大物たちの性、酒、薬、貧乏にまつわるetc。自伝や評伝、曝露本からの抜粋を各項に分けてまとめた本。自伝を全て読むのは大変だからざっくりと面白がるには程よいかな。
    ミック・ジャガーの豪勢さには慄く。

  • 東2法経図・6F開架:764A/Ko19f//K

  • レジェンドと呼ばれるロックミュージシャンたちの奇行を集めた新書。やっぱり世界レベルのミュージシャンたちは違うな。

  • 欧米のロックスターたちの「不道徳」な行動の数々を、「性」「薬」「酒」「貧乏」の4章に分けて紹介した本だ。

    登場するのはストーンズ、ビートルズ、ツェッペリンを筆頭とした大スターばかりなので、マニア向けの偏りはなく、ごく一般的なロックファンなら楽しめる。

    内容の主な典拠となっているのは、ロックスターたちの伝記本だ。
    その意味で、引用で成り立った本であり、「人のフンドシで相撲をとる」本ではある。
    が、この手の本を作る労力がハンパないことを私は知っているから、「お手軽本だ」などとは決して思わない。

    大量の伝記を読破し、不道徳行動を集めて編むだけでも大変なのだ。

  • 愛すべきロック野郎の正直すぎるエピソードに胸を打たれること必定であります。

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