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- Amazon.co.jp ・本 (542ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106203657
感想・レビュー・書評
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井上泰至選
純愛が遂げられない兄妹と、因縁により結ばれた盗賊3人の悪の美学が印象的に描かれている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やっと読み終わった!
百両のお金が義理人情や因果応報をめぐりあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
「三人吉三」は歌舞伎のなかでも殊に面白い!ヒトとモノとカネがあまりに絡み
合い過ぎて筋がわからなくなりそうなのを、相関図にしてみたりして楽しんだ。
話は無茶苦茶だが、涙を誘い、胸を熱くする。とても現代に通用するものでは
ないが、いっとき無垢な人情の機微に浸るにはいい。浄瑠璃のリズムに乗って
三人の「吉三」のジェットコースター人生が展開される。 -
やっと手に入れることができた。実際芝居でも見たし、音源は毎日のように耳に覚えさせていたのに原典だけは目を通していなかったので後ろめたい思いをしていましたがこれでやっと「三人吉三」の知識も深めることができる。しかし「巴白浪」ではない三人吉三は登場人物も多く、人物相関もかなり入り組んでいてほんとうに面白い!現在上演されているスッキリとした脚本も分かりやすくて楽しいがいつかこのバージョンでの上演をこの目でみたいな。出来ればコクーンは避けたい。
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