三島由紀夫全集 (1)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 54
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (706ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106425417

作品紹介・あらすじ

反恋愛小説「盗賊」、自伝的異色作「仮面の告白」、貞淑な人妻の死に至る恋の心理「純白の夜」の3編を収録。新発見の「盗賊」異稿、創作ノート、詳細な解題を付す。

感想・レビュー・書評

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  • 命賣ります以来 なかなか手が出せないでいた三島由紀夫
    言葉の美しさに引き込まれるのと 想定外の読みやすさにびっくりした!
    読みやすいといっても賢いわけではないわたしの脳みそにはムツカシイものだったから ひとつひとつわからない言葉を調べながら丁寧に読んだ
    わたしは 仮面の告白 の園子の「別のあたくしが別の生き方をしやうとしてゐるのを想像してみることがあるのよ」という言葉がイマドキな言葉で表現すると わかりみが深い ものだった
    三島由紀夫の女の人はみんなうつくしくてわたしの憧れ!
    お友達も読んでくれたらいいのにと思うくらい好きになった
    でもやっぱり同い年くらいの人たちにはとっつきにくいみたいでそれが少しさみしい

  • 盗賊、仮面の告白、純白の夜

  • 三島由紀夫の最初の長編なんだとか。

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著者プロフィール

本名平岡公威。東京四谷生まれ。学習院中等科在学中、〈三島由紀夫〉のペンネームで「花ざかりの森」を書き、早熟の才をうたわれる。東大法科を経て大蔵省に入るが、まもなく退職。『仮面の告白』によって文壇の地位を確立。以後、『愛の渇き』『金閣寺』『潮騒』『憂国』『豊饒の海』など、次々話題作を発表、たえずジャーナリズムの渦中にあった。ちくま文庫に『三島由紀夫レター教室』『命売ります』『肉体の学校』『反貞女大学』『恋の都』『私の遍歴時代』『文化防衛論』『三島由紀夫の美学講座』などがある。

「1998年 『命売ります』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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