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- Amazon.co.jp ・本 (705ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106425493
作品紹介・あらすじ
本巻は、昭和三十七年一月から三十八年十二月までに発表された長編小説三篇、および「午後の曳航」の創作ノート(抄)をおさめたものである。
感想・レビュー・書評
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「肉体の学校」
日本人でありながら、こんなシャレた恋のお話が書けるって、
三島氏ってほんとうに凄い!
女性に共感度の高い内容じゃないかな。
恋の達人であるかのようなヒロインがひとりの年下男性にメロメロ
になってしまい、挙げ句の果て、ひどい裏切りにあってしまう。
なのに彼女はどこまでも潔い。胸が梳くようだった、読み終わって。
ヒロイン妙子がニガテでする気もなかった料理を千吉にしてみたりってカワイイし、仙吉の幸せを妨害できるネタを自ら葬ろうとする真のやさしさなどすばらしい。
二人の最後の性交の描写が逸脱!詳細をみるコメント0件をすべて表示
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