悪魔を憐れむ歌 3巻 (バンチコミックス)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107720870

作品紹介・あらすじ

北海道で起きた「箱折」連続殺人事件。その真相を追う専従班の刑事・阿久津亮平は咽喉科医師の四鐘彰久と出会う。捜査が複雑化する中、元道警刑事部長・角鉢の「箱折」死体が発見! 現場に向かう阿久津に四鐘からの連絡が入り、事件の真相のため、急遽会うことに。自宅で待ち受けるため、意気揚々と運転する四鐘の車に激突したのは、謎の外国人、ガブリエルだった! 躊躇なく銃弾を撃ち込むガブリエッレ。倒れた四鐘は、いずこかへ連れ去られたのだった!!!四鐘の行方は? そして「箱折」事件の謎は……!? サスペンスを超える展開に目が離せない第3巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 判り難いと言うのは語弊が生まれるかもしれませんが、人間の闇の部分に焦点を当てているのは間違いないのですが、絶対悪の象徴の様な「悪魔」が登場する事で、その「闇」の深さこそが描きたいものなのか、だったら悪魔が出て来る必要はないかも、と考える読者が生まれてそうだな…と言う気がしたのです。悪魔が人間に執着するのは「魂を奪う」目的でしょうから、もし四鐘先生が悪魔で、阿久津に執着しているとしたら、阿久津の本性は悪魔寄り、そう言う「闇」がある、と言う所が怖いのか?と言う部分で「判り難い」んだと思います。映画では悪魔が人間を移動して、普通の市民が突如凶暴な殺人鬼になる、と言う事に気づき、悪魔との攻防戦を仕掛け、罠にはめようとする、と言う部分が面白かったので、やっぱり「判り難い」と言うのが一番なんでしょうねぇ…答えを早く求め過ぎですよ(笑)個人的には、やはり私は『高3限定』の方が好きです…3巻までで比べるのは何ですが、怖さが二転三転する部分が本当に凄いな、って思ったんですよ。イケダが自分で自分を傷つけていたと判明した部分(ユリちゃんにしてー、と言う科白とか)、どうしてもそれを認めない小野、可哀想がる事で愛を押し付ける人間の怖さとか、怖いが色々錯綜してて、あの漫画は人の心の「闇」の描き方としては秀逸だったと思っています。

  • 先生、そっち行くのか…と、もうどこに転がって行くのか私の頭では予測不能! 道警の奴らはクズばかりか!と源田をみて思う。阿久津はピンチだし、唯一の味方だと思う・藤と先生が接触するみたいだし、ともかく1巻からまた読んでこの世界にどっぷり頭から浸ってくるわ…

  • 安定の面白さ。打ちきりはほんとうに商売のダメなところでてる。

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