マンガに、編集って必要ですか? 1 (BUNCH COMICS)

著者 :
  • 新潮社
3.50
  • (2)
  • (5)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 102
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107721792

作品紹介・あらすじ

ドラマ化された『フリンジマン』の実力派、青木U平が描く、中年漫画家と新米女性編集者の「打ち合わせ」コメディ。漫画家・佐木小次郎(45)はキャリア8年目の中堅漫画家。……と言えば聞こえはいいが、この出版不況、ここらで一発当てとかないと次がやばい、そんな正念場に立たされている。そんな時、新しく担当についたのは、マンガ編集1年目の新人女性編集者・坂本涼(24)だった……。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 基本的に喫茶店で編集さんと向かい合って
    打ち合わせをしているシーンで構成されているのが
    地味ではあるが面白い。

    若い女性の編集が空気が読めないのかと思えば
    やる気が有りすぎてから回っているのが
    ちょっとリアルな感じもして
    この先どういう展開になるのか興味深い。

  • 坂口さんにイラっとしたけど、こういう(こっちの気持ちが相手に伝わらず、言えもせずでどうしようもない)状況ってあるよね・・
    漫画家と編集者の関係って、微妙なものなんだな

    で、続きが気になる

  • 現実のデフォルメが絶妙。坂本さんかわいい…

  • ほぼ、漫画家と編集の対話、時に仕事して、時に妻との対話、時に漫画家との対話、ほぼ一話どこかで対話してるストーリー。編集なんかいらない、という若手漫画家、育ててもらったから、超えるべき大きな壁だったからという主人公やその同期の漫画家。ワンピースみたいなの描けばと気軽にいう妻。それぞれの思いを乗せつつ、連載打ち切りからの新企画が思いのほか良くて…からの、こう来たかというラスト。すごく続きが気になる。ほんと、淡々とした対話劇だったのにそう来たか、と。

  • 『フリンジマン』の青木U平さんが描く、
    マンガ家さんと編集さんの、割と生々しい関係。
    ネットや同人で、「編集」という視点を介さなくても
    作品が発表できる現代。マンガ家さんと編集さんの間の
    認識や関係性は大きく変化してきていると思います。
    互いに一所懸命なのに、ズレてしまう。
    お互いへの気づかいや熱意が、伝わらず空転してしまう。
    そんな可笑しくももどかしく切ない雰囲気に
    もやもやしつつも引きこまれます。
    『フリンジマン』が割とおバカな世界だっただけに、
    雰囲気の違いに少し当惑しましたが…(笑)。
    そして衝撃のラスト…この先どうなるのかな!?

全7件中 1 - 7件を表示

青木U平の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×