- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784107723420
作品紹介・あらすじ
少年院に収監される非行少年たちの中で、少なくない確率で知能障害の少年がいる……! 『「子供を殺してください」という親たち』の鈴木マサカズ最新作!!累計60万部突破の新書漫画化! 少年院と知能障害の闇に迫る!!
感想・レビュー・書評
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精神科医の六麦克彦は、勤務する少年院で、ケーキを上手く三等分出来ない非行少年と出会った。
田町雪人、彼は仮退院式で、『もう誰も悲しませたくありません』と言っていた。
あれから4年。
まさか、再びこの場所で再開することになろうとは...
決して、犯罪=知的障害ではありませんが、そこに何か関係があるのか?
知的障害への対応の難しさに、考えさせられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あなたの「普通」とわたしの「普通」と彼彼女の「普通」は果たして一致しているのか。
学校教材になる内容。
社会の有り様を考えさせられます。 -
原作は難しいのかな?と気にはなるけど避けてきた本でした。
漫画になったことにより、親近感と読みやすさが増してすっと話にのめり込むことができました。 -
ずっと気になっていた本の漫画版を電子書籍で見つけたので、早速、読んでみました。
少年院に入所している少年たちの実態。
・社会の変化で犯罪者を減らすのともできるのだろう。
・当たり前は、人の数だけある。
そのようなことを思いました。 -
iQが低く家庭環境が悪い。
そんな少年たちが非行を繰り返す。
障害児として守られるべき存在が被害者となり、そして加害者となる。
初めて見る世界に驚いた。
少年院を出たあと、社会に出て頑張ろうとするが、そこでも認められず、結局犯罪を犯してしまう。
iQが低い障害児をどのように周りの人は対応するべきか。
家庭に問題がある場合はどうしたらいいのか…
現実を目の当たりにした。 -
りんご全部3分割にすればいいって考えちゃったてへ
模範解答ができなきゃいけないなんて思わないで済む世の中になればいいと常々思います -
紹介文を目にした時、これは読んでおくべきだなと使命感に強い気持ちで手に取りました。内容としてはタイトル通り重いものとなっている一方、文章は読みやすかったです。さまざまな意見があるものとは思いますが、日本の実状として、理解するきっかけをいただけた事に感謝しています。
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障害グレーゾーンの少年少女を主な題材にしている作品。一人一人をしっかり深堀していてわかりやすいし面白い。原作が読みたくなった。
家族が原因にもなれば救いにもなるのが難しい。 -
ニュースとか見てると自分には信じられないようなことしている人がいてびっくりするけど、こういう人たちもいるんだなあ...と複雑な気分になった。軽い知的障害を持っている上に罪を犯した、となるとやっぱり本人達はかなり生きづらいのかなぁ...と考えさせられたし、そういう子達が35人に1人もいるのは驚いた。
車校に通ってる時に、座学はどうしてこんな簡単なことを繰り返して強調するんだろうな、と思っていたけど、社会にはそういう子達がいるんだってことを当時の自分に教えてあげたい。
でもそういう子達を、かわいそうって思うのも違うと思うし、軽蔑するのももちろん間違っているし、自分はどうやって接していこうかなと思った。 -
新書より読みやすいです。
学校にこのような子達がいることを忘れてはいけないなと思いました。