本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120017162
作品紹介・あらすじ
MTV感覚あふれるロスの若者たちを描く、ゼロ・ジェネレーションの旗手の衝撃的デビュー作。いま、アメリカで1番ファッショナブルな小説。
感想・レビュー・書評
-
なんとなく内容だけでなく当時の作者の来歴も含めて田中康夫の『なんとなく、クリスタル』を思い出した。80年代の音楽シーンを彩った今ではあまり振り返られることのないミュージシャンたちの名前が全編にちりばめられており、それだけで80年代好きとしてはたまらない。80年代の一つの空気を見事に表現した作品だと思う。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
89030
3 コカインとパーティーに明け暮れるロスの若者たちの日常。透明な虚無感は限りなく救い難い。 -
文学的な評価はともかく、私の嫌いなタイプの小説。サマセット・モーム風に言えば、現実を切り取ってただ投げ出しただけ。しかし無意味な事柄も、書き連ねていれば何かしらの像が見えては来るんだなとは思った。もっと踏み込んだ細かい感想もあるのだが、基本的に麻薬を扱った話は何でもありになるから嫌い。
全4件中 1 - 4件を表示