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- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120017940
作品紹介・あらすじ
日韓併合が戦後の両国に遺したものは何か。感情的対立、金大中事件、教科書論争のなかで国交正常化、経済協力にいたる歴史を分析し、将来を展望する初の体系的著書。
感想・レビュー・書評
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89年刊。完全に収奪論の立場の第1章にはビビりますが、2〜5章は今でも十分通用すると思います。
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少し古いので、中曽根首相、全斗煥大統領までしかかかれていないが、戦後の日韓関係を詳しく描写しており、年代順に書き出すだけで相当勉強になる。日韓研究の必読書。
多少韓国的視点かと思われる部分もあることはあるが、全体的に公正を期す努力をしている跡が見える。
日韓関係、日朝関係という二国間からだけでなく、アメリカとの関係など国際的な要素が二国間に与えた影響などについて分析されているため日韓関係を国際社会における力関係によってどのように影響をうけたかがよくわかる。
読みやすい点は長所だが、現在絶版で手に入りにくいところが短所である。
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