東京2時間ウォーキング 都心編: 歩く、感じる、描く

著者 : 薮野健

• 中央公論新社 (2002年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[フラビオさんの感想 · 2013年5月5日]

2013年5月5日読了。日本橋･銀座や神楽町、番町など皇居周辺の都心の町並みを、江戸・明治期の東京の姿と重ねあわせつつ散歩を楽しむためのガイド。皇居を中心として左手・山手側に武家屋敷が複数構え、右手･大手町や銀座周辺が商売の拠点・町人の生活区域として栄える、かつその姿が現代に至るまで（多少、形を変えながら）息づいている「東京」という都市は、世界にも類を見ないユニークな街なのだとか。すでに取り壊されている歴史的価値のある建築物（中央郵便局の建物もそうだな）も数多くあるようで、それはそれとして仕方ないが、今のうちに実際に見て、記憶に焼き付けておきたいものだ･･･。