社交する人間: ホモ・ソシアビリス

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120033834

作品紹介・あらすじ

グローバル化によって衰退する組織原理。国家や企業を離れ、茫漠とした「地球社会」のなかに曝される現代人に、はたして心の居場所はあるのか。「社交」の復権による新しい人間学。

感想・レビュー・書評

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  • 人間の行う「社交」を色々な観点から論じた一冊です。個人的には前半部分が興味深かったです。

  • 面白かったのだが、詳しい内容を忘れてしまった。

  • 非常に大雑把に言えば、「社交」という面を人間文化の中心として捉えた本。直系はジンメルの社交論だと思われる(残念ながらまだ未読なのだが)。

    この本では「社交」というものが「遊戯」とどのように結びついているのかにかなりの焦点が当てられていて、その箇所はとくに参考になった。「遊び」に関してホイジンガ以外の人間の名前が挙げられていないのは、あまり今回の目的に合致しなかったからだろうか?

  • 読んだのはもうだいぶ前になるが、オールタイムベストを選ぶとしたら、必ず入れたい一冊。

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著者プロフィール

1934年生。京都大学大学院博士課程修了。中央教育審議会前会長。大阪大学名誉教授。『世阿弥』河出書房新社 1964年、『鴎外 闘う家長』河出書房新社 1972年、『文明としての教育』新潮新書 2007年など

「2010年 『「教養」のリメーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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