コクトー、1936年の日本を歩く

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  • 中央公論新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120035715

作品紹介・あらすじ

「八十日間世界一周」の旅に出たコクトーは、二・二六事件から二か月半を経たばかりの日本を訪れる。鋭敏な知性は日本社会の表情をどのように描き出したか。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で何度も借りた本。

    チャップリン、アインシュタインも愛してくれた日本。

    コクト―の旅行記を通して、昔の日本を知ることができます。

  • 何度か図書館で借りて読んだがコクトーの相撲のスケッチ、連勝中の双葉山の描写などまさに奇跡的、実に貴重な資料なので購入。

  • 非常に興味深かった。
    堀口大學って教科書でしかしらなかった名前だけど、
    日本に5日間滞在したコクトーを連れまわした人らしい(笑)
    阿片吸いまくりながら、帝国ホテルでいろんな著名人とあったり、
    旅の途中の香港でチャプリンと会ったりしてたんだ!
    歌舞伎にすごく興味を持ってたみたいで、
    「鏡獅子」がお気に入り。
    コクトーからみた日本文化、面白かった。

  • 1936年、昭和11年、ヴェルヌの『80日間世界一周』に自らの旅をなぞらえ、コクトーはフランスをあとにした。
    来日は、5月で約1週間滞在し、その際、神戸、京都、その後関東に移動し、堀口大学の案内を受けながら明治神宮参拝、相撲観戦、歌舞伎見物など有意義な時間を過ごした。本書はその来日の様子をまとめたもので、写真やエピソードなど充実した内容。

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