しょうがない人

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 219
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120042348

感想・レビュー・書評

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  • 平日昼間のランチであちこちから聞こえてくる親の老後、相続、夫との関係、子供の悩み、身内との付き合いの悩み。
    よくあるあまり愉快ではない話題を、愉快爽快にまとめている。

  • まわりの人もどうかと思うけど、本人が一番しょうがない人やと思った。
    でも、気持ちはすごいわかる。

  • 文章は読みやすく構成も上手い。ただ、登場してくる【しょうがない人々】が腹立たしい!!主人公の性格も1番嫌いなタイプ。

  • 短編小説で、面白く読みやすい。
    また、共感出来る部分が多々あった。

  • この人は日常でちょっといらっとしたり

    カチンときたりする人書くの上手ですね。

  • 美容院でななめ読みした雑誌にこの方の作品が載っていて
    「おもしろそうだ」と購入したところおもしろかった。
    「他のも読みたい」と思っていたら移動図書館が積んできた。
    これもまたおもしろかった♪
    「しょうがない」というのはダメ言葉に聞こえるけれど
    「人」が付くとちょっと「愛情」を感じてしまう。
    「しょうがない人なんだけどね~」みたい
    主人公もはたからみれば「しょうがない人」
    みんなが「しょうがない人」なのかもしれないなぁ。
    容赦なくもめるけど、「よかったね」と思わせられた。
    そうそう、おひとり様の描写、言動がさすが!(M)

  • 自分の周りにいる変な人について語りあいたいたくなる。ウチだって、私の知り合いなんてね〜って。世の中って変な人多いからね。
    読みやすくて楽しかったです。

  • こんな人、いるいる〜。こんなこと、あるある〜と頷ける内容がたくさん。大人になると、いろいろと「しょうがない」ことは付きまとうもの。でも結局、主人公が一番「しょうがない人」に感じた。

  • 平安寿子著「しょうがない人」を読んだ。
    ひとりの兼業主婦の日々を通し、世間にありがちな問題が描かれた連続短編集。
    ・元キャビンアテンダントの高飛車な友人
    ・ひとり暮らしの姑と小姑
    ・数年に一度自分の話をするだけのために連絡してくる大学時代の後輩
    ・中2の娘
    ・勤務先の社長の知り合いの嘘だけで世渡りする男
    ・スピリチュアルを信じる顧客
    ・実家の両親と妹、そしてその連れ合いと自分の夫
    ・自分

    世間にとってのしょうがない人、自分にとってのしょうがない人・
    そして何よりもしょうがないのは自分の感情に振り回される自分。
    どの話も「わかる」「想像できる」内容なので、痛快で爽快。

  • そこそこ

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