「こつこつ」と生きています

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 66
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120042539

作品紹介・あらすじ

ブログ開設、句会におじゃま、ご飯のしたく、仕事に着る服の準備など人気エッセイストが奮闘する日々を描く。特別書き下ろし「東京震災日記」付。

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすかった。

  • 2010.6.26、49歳の誕生日に岸本葉子さん、ブログを開設されたとのこと、2010.6から2011.3までのブログをまとめた作品です。日々の暮らしの様子がエッセイ風に紹介されています。湘南高校の身分証明書があって、若々しい写真が添付されてましたw。また現在の仕事部屋(書斎)も初公開されてます。素晴らしいレイアウトで、仕事がはかどるだろうなと感じました(^-^)

  • 2015/2/17 読了

  • 914.6

  • 読了まで時間がかかりました^^;でも岸本さんの「こつこつ」が伝わってきて、まったりと読めました

  •  エッセイストが綴った日々の暮らし。

     宅配便でゲラが届き、開けると見ず知らずのタイトルがあり、手違いかと思いつつ本文を読んで、「私の本は、こういう題になったのか」とわかったことがあった。執筆や校正、その合間の請求書作成やテレビ・ラジオ出演、そして「手抜き」ご飯に句会と、読むほどに親しみがわく。書き下ろしの東京震災日記は、十日間を克明に描く。

    (「週刊朝日」 2011/11/25)

  • 岸本さんのブログが1冊の本に。
    震災直後の日記も収録されている。

    俳句王国への出演、執筆活動がどのように行われているのか、
    元気の出る食事など普段の岸本さんのリアルな日々が、
    写真と共に味わえた。

    気持ちが不安定でちょっとイライラ。
    そんな時に、岸本さんの淡々と語る中にも、言葉が厳選されている
    文章の美しさを感じることで、気持ちが落ち着いてリフレッシュできた。

    誰にも等しく流れる時間を、本当に大切に変わらない心で、
    こつこつと生きてくことが、心を穏やかにしてくれるのだろう。

  • ブログ開設を開設されて、TV出演の様子、日々の暮らしについて、そして震災について語っています。淡々と。日記というか、覚書のようなものですね。

  • 岸本さん初の「ブログ本」。日常の他愛無いことをファンに向けて発信するのはタレントさんと同様ですが、そのネタとして、原稿執筆や校正、タイトル決め等での編集者とのやり取りなどがけっこうリアルに書かれていて、業界人としては非常に参考になりました。(本書のある箇所に、実名は出ないまでも僕のことが書かれていてドギマギ。)

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著者プロフィール

岸本 葉子
1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学。著書に『エッセイの書き方』『捨てきらなくてもいいじゃない?』『50代からしたくなるコト、なくていいモノ』『楽しみ上手は老い上手』『50代、足していいもの、引いていいもの』(以上中公文庫)、『ふつうでない時をふつうに生きる』『モヤモヤするけどスッキリ暮らす』『60代、少しゆるめがいいみたい』(以上中央公論新社)、『ひとり老後、賢く楽しむ』『ひとり上手のがんばらない家事』(以上だいわ文庫)、『わたしの心を強くする「ひとり時間」のつくり方』(佼成出版社)、『60歳、ひとりを楽しむ準備』(講談社+α新書)、『90歳、老いてますます日々新た』(樋口恵子氏との共著、柏書房)、俳句に関する著書に『私の俳句入門』(角川ソフィア文庫)、『岸本葉子の「俳句の学び方」』(NHK出版)、初の句集『つちふる』(KADOKAWA)など多数。

「2024年 『毎日の暮らしが深くなる季語と俳句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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