ルーヴルはやまわり - 2時間で満喫できるルーヴルの名画

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 87
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120042836

作品紹介・あらすじ

名画と楽しみがいっぱいのルーヴル-しかし、元々お城であった建物は巨大で複雑。一方、旅行の際、美術館に割ける短い時間の中で、名画を堪能できずに時間切れになってしまう方も多いとか。そんな方もご心配なく、ルーヴル通の著者が、迷わず楽しく迷宮を案内。迷宮ルーヴルを2時間でまわる裏ワザ満載。

感想・レビュー・書評

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  • 穴場のリシュリュー翼メインのコースが紹介されている。
    モナリザのあるイタリア絵画のドゥノン翼は混雑しがち。
    先にドゥノン翼を効率的に回り、リシュルーを見るコース。

    まずはモナリザに直行がいい。
    ドゥノン翼の入り口から少し進むと正面に階段がある(モナリザ方面と書かれている)その階段の両側のエレベーターのどちらかに乗って最上階で降りるとモナリザに着く。待ち時間が短縮される。

    →\>(040

  • しっかり見ると何日もかかると言われる、パリのルーブル美術館。
    時間の無い人のために、2時間で回るならこれ!
    という著者のオススメコースが紹介されている。

    ルーブル美術館。私もだいぶ行っていない。
    モナリザももちろん、また拝みたいが、特にフェルメールの絵を見たくなったな。「天文学者」と「レースを編む女」が見たくなった。

    久しぶりにルーブル、行きたくなったな。

  • 閲覧室 706.9||Ari  「芸術」

  • 中野さんとはまた違った切り口で面白かった。ルーブル、ゆっくり回りたいなぁ。

  • ルーヴル美術館を訪れるにあたって、所蔵されている名画について
    事前に知っておくための資料探しをしていて本書に出会いました。
    限りある時間のなかで、これぞという名画をできるだけ見逃すことのないよう
    そしてその作品の解説についても、母国語で理解できる方が望ましいと
    思っていたため、よい資料としておおいに役立ち、当日のナビとしても
    かなり助けられました。

    本書は、ルーヴル美術館が所蔵する絵画だけでも七千五百点は越すという
    数々のなかから、これだけはという著者さん厳選による40数点を
    著者さんお勧めの観覧の順路に沿って解説付きで案内されています。

    チケットの買い方から混雑を避ける裏ワザ、眺めのいいスポットや
    休憩のカフェでの楽しみ方などの紹介もあり、持っているだけで安心できる
    心強いナビガイドでした。

    表題の「ルーヴルはやまわり」にあるように、著者さんのお勧め通りに
    館内を巡れば、約2時間強ほど?でひと巡りできるような
    コース取りにはなってはいましたが....

    こちらは入館から丸一日をかけて満喫する予定でいましたので
    時間だけはマイペースで。閉館時間までたっぷりと時間を費やし
    堪能しました。

  • この本片手に実際にルーブルをまわってきた。
    どこの入口から入るべきか、まずはどこのブロックを見るべきか、このフロアの目玉は何か、どういう順路で回るのが最も効率的か、さらには窓の外の写真スポットまで、とにかく実用性の高いアドバイスが役に立つ。
    これがなかったら見逃してた名画がたくさんあっただろうな。
    ただ、やはり2時間ではとても無理です。

  • いつでもめちゃくちゃ混んでるらしいルーヴル美術館を、2時間でいいとこだけ見て回れるようにするためのルート本とそのルートで見られる絵の解説。

    貧乏性の身としては、こんなにはしょって見回るだけでこれほど名画を見られるんだとしたら、一体このルートだと何を見落としているんだろうか…と不安になりますよね。

    というわけで実際にルーヴル美術館に行ってこれのとおりルートを回ってみました。彫刻とかアジアの調度品とか、そういうものを全く見ない回り方になってますね。
    俺も彫刻とかは見てもよくわからないことが多いため、絵画だけ効率よく見て回るやり方は非常に自分に合いました。これを持ちながらルーヴル回るとガイド要らずでしたよ。

  • これからルーブルに行こうとしている人によさそうな本。本当に2時間+αで回れるか、試してみたい。美術の解説は若干少なめだが、それでも最低限の知識は網羅しており満足した。カバーの裏に地図が印刷してあるのが最高!

  • 資料ID:21105421
    請求記号:706.9||A

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著者プロフィール

■有地 京子(アリチ キョウコ)
早稲田大学を卒業後、フランスに語学留学。本職は画商。
フランスパリの伝統あるオークションハウスで、長年実践で磨いた目による斬新な角度からのわかりやすい名画解説が特徴。
モットーは「名画を理解するには背景が一番大切」。名画の背景の面白い歴史や画家のドラマに焦点を当てるように心がけている。
現在JR東日本大人の休日趣味の回、三越カルチャーサロン、リビングカルチャー倶楽部、日経カルチャー、三越バス旅倶楽部などの講師を務める。

「2020年 『マンガでわかるロンドン・ナショナル・ギャラリーの見かた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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