世界は終わりそうにない

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 326
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120047244

感想・レビュー・書評

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  • エッセイ、対談、解説、書評集。
    時系列ではなく、ランダムに並べてあるように思うが、どのような基準で並べてあるのか?
    一冊の本の中で、総意としてなにかを伝えようとしたものではないと思うが・・。
    タイトルは、多分いろいろな意味で「終わりそうにない」ということだろうか?

  • 角田さんのエッセイ&対談集。特に、三浦しをんさんとの対談「書評の愉しみ」とても楽しく読ませていただきました。
    それから後半のエッセイ「お金と恋愛」。そうやって作品を書き上げてくださることに感謝。このエッセイの中の”半べそ”の頃に「紙の月」を早く単行本で読みたくてtwitterでメンション入れたら返信いただいて、感激かつ恐縮してしまった思い出ありです。

  • 2015 7/31

  • 2015/7/9 読了

  • 角田光代の小説もエッセイも好き。
    はずれがない。

    成島出監督、よしもとばなな、三浦しおん(書評の見解の若干の相違)の対談も面白かった。

    写真撮影でいつも”笑って”ってカメラマンに注文されること。確かに黙っていると困った顔に見えなくはない。
    笑った顔は途端に親しみやすくなる。

  • 角田さんのエッセイ集。ああ、わかるわかるとうなずく。

    清四郎さんの「10年ゴム消し」に登場していた「キザクラの青年」に23年後に会った話/「八日目の蝉」をもう一度読みたくなった/成長するということは、作り得る物語の幅を広げること/三浦しをん「三四郎はそれから門をでた」 江國香織「いつか記憶からこぼれおちるとしても」 佐野洋子「問題があります」/よしもとばななさん、三浦しをんさん、坪内祐三(評論家)・祖父江 慎(ブックデザイナー)との対談も面白かった。

  • 914.6

  • エッセイ&対談集。
    三浦しおんとの、書評についての対談が面白かった。

  • 様々な雑誌に掲載されたものを、ぎゅっと一冊にまとめたお得なエッセイ集。
    書評や解説、対談まで収録されていて読み応え十分です。

    角田光代さんの紡ぐ文章は、やっぱりエッセイで読んでも心にスッと入ってきますね。
    売れっ子作家である傲りとかがもっとあっても良さそうなのに、そういうのを微塵も感じさせないどころか、どこまでも謙虚。
    その謙遜の仕方も素敵で、勝手に親しみやすさを覚えてしまいます。

    エッセイは、恋愛の章がとくに興味深かった。
    私は大した恋愛経験など無いのですが、あぁ〜なるほどね、と思わせてくれます。
    あとは、三浦しをんさんとの対談!
    作家同士のぶっちゃけ感が程よく出ていて面白かったです。

  • トトが好きでエッセイを読むようになったが、なんだか心にしっくりくる感じがする。

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著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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