雇用ビッグデータが地方を変える-47都道府県の傾向と対策 (単行本)
- 中央公論新社 (2018年12月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120051524
作品紹介・あらすじ
「地方には大都市ほど仕事がない」「東京から地方への移住希望者はそれほど多くない」「いちばん人手が足りないのは東京だ」――本書は、雇用ビッグデータ(年間6000万件の仕事検索データ、年間100万件の求人票、100万人の応募データなど)を初めて駆使・分析して、上記の「定説」を覆す。
もちろん、地方による差は大きい。そこで、①潜在移住可能性、②実際の転入者数、③仕事の数、④仕事を探している人の数、⑤採用容易度、⑥地元志向度、⑦東京志向度、⑧他県からの魅力度という8つの指標によって、47都道府県を、①大都市型、②周辺都市型、③模索型、④チャレンジ型、⑤地元志向型の5つに類型化し、それぞれのポテンシャルを可視化する。その上で、求人と求職のギャップをどう解消するか、それぞれに合った対策を提案する。
感想・レビュー・書評
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人手不足は地方が深刻。
マッチングの成功要因
①求人票の集稿 検索サイト対策とコンテンツの量と質
②求職者の誘導 デジタルとアナログ両面における各手法の積極的な活用
③採用サイト 検索サイト対策や適切な訪問〜応募までの遷移
④データ利活用 訪問〜応募〜採用に至るデータを蓄積・分析した募集見直しやサイト改善 -
都道府県別の傾向が分かりやすくデータやランキングでまとまってる良書でした!
各地域の傾向を掴んで採用に活かせるので人事や経営者にもオススメです -
「地方創生は村おこしの美談ではない!」――はじめてデータで地方の雇用状況を分析。47都道府県の課題と対策が一目でわかる