神を統べる者-覚醒ニルヴァーナ篇

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  • 中央公論新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120051777

作品紹介・あらすじ

倭国を追われ中国の南半分を領有する陳国に辿り着いた厩戸御子一行。しかし、厩戸の尋常ならざる霊的素質を見抜いた道教の指導者九叔道士によって攫われてしまう。道教に興味を持ち、その真理を探る厩戸は、囚われているもう一人の少年・楊広と出会う。一方、厩戸取り戻すべく倍達多ら仏教僧、虎杖、柚蔓たちは、道教教団と全面激突へ。果たして厩戸はナーランダー僧院へたどり着けるのか。

感想・レビュー・書評

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  • 一巻とあまりにも落差がありすぎる!
    敏達天皇からの暗殺を避けるために国外へ逃がされた厩戸御子は、インドへと渡って出家するが……。
    中盤からエロまたエロの連続で、太子は信仰対象でもあるんだけどいいのかな、と心配してしまった。ブッダ(目覚めた者)ってそういう意味なんかい!

  • 一巻が面白かっただけに二巻でまさかの展開に驚きを隠せませんでした。

  • もうエロ本かよっていうくらい大変なことに。
    聖徳太子も仏教も、小説だからこんな解釈が可能になる。

  • 倭国を追われ中国に辿り着いた厩戸御子たち。九叔道士に勝利し、最終目的地・インドのナーランダー僧院にたどり着けるのか。第二弾。

  • クックドゥ海賊団で笑ってしまったんだがこれは架空の人物?なぜこの名前にした?

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著者プロフィール

荒山徹

一九六一年富山県高岡市生まれ。上智大学卒業後、新聞社に入社、出版社勤務を経て、九九年『高麗秘帖 朝鮮出兵異聞 李舜臣将軍を暗殺せよ』で作家デビュー。その歴史伝奇小説の作風から「現代の山田風太郎」と評される。『魔岩伝説』『十兵衛両断』『柳生薔薇剣』で第二四、二五、二七回吉川英治文学新人賞候補。第二回舟橋聖一文学賞を『柳生大戦争』で受賞。『白村江』で、第六回歴史時代作家クラブ賞で作品賞を受賞、「二〇一七年 週刊朝日 歴史・時代小説ベスト10」で一位、「第七回本屋が選ぶ時代小説大賞」にノミネートされた。

「2021年 『神を統べる者(三) 上宮聖徳法王誕生篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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