- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120052538
作品紹介・あらすじ
96歳を迎えた今も健在の佐藤愛子さん。『婦人公論』への登場も55年におよぶ。初登場の「クサンチッペ党宣言」「再婚不自由化時代」から、最新の橋田壽賀子さんとの対談まで、エッセイ、インタビューを織り交ぜて、波瀾万丈の人生を振り返る、愛子節が全開の選りすぐりの一冊。
感想・レビュー・書評
-
大正生まれの著者にとって、現代の風潮は生ぬるすぎるのだと思う。とても耳が痛かった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ありゃりゃ、これは違うでしょう、って思いました。
大好きな佐藤愛子さんの本だと思って、ワクワク読み始めたのに。
いえ、そうなんですが。
96才で本を出される!!!
すごい!って思って。
でも以前のエッセイだし、インタビューだし、対談だし。
なんか出版社が無理やり出したような気がします。
愛子さん、どうぞお体お大切に。
≪ 愛子節 時代に合わず でも元気 ≫ -
佐藤愛子さん、他の人が佐藤さん評を読んだことはあるが、ご本人の書いたものを読むのはたぶん初めて。
「すごい、いいところついている」と思いながら読みました。
今の時代にも、いや自粛が良しとされる傾向にある今の時代だから読んで欲しい本だと思います。昔から変わっていないところは多いなと感じました。
こんなこと言えた、書けた佐藤さんはやっぱりすごいな。 -
かっこいい。物事をシンプルに考えられるのは簡単そうに聞こえて難しいけど、こんなふうに考えて生きれたら自分も周りも楽なのかも。
-
最初の方だけ読んで返却
-
すごいな、佐藤愛子さん。
50年以上も前から、『悪妻と言う言葉があるのに、悪夫がないのはおかしい』『離婚は恥ずかしがる様なことじゃない』などなど、
ようやく最近世の中が辿り着いた価値観に、そんな昔から気がついていたのね。
生きていくのは苦しくて当たり前と言い放つ愛子さん。
楽しくなければ人生じゃないと思って生きてきたけれど
人生折り返したあたりから、ようやく楽しいばかりがじんせいじゃないと思い始めたワタクシ、、、
苦しくて当たり前の境地にたどり着ける日がくるのだろうか。
愛子さん、まだまだお元気でいて下さいね。 -
コマーシャルとか雑誌とかで「美しく年を重ねる」なんて見聞きすると、背中がむず痒く、鏡に映る顔のほうれい線見て、はぁ?と思うのは私だけかと思ってました。
いつものようにワハハ、と笑えない一冊。
せめて周りに不快感を与えないよう、身だしなみはして歳取りたいと思います。