発達障害 最初の一歩-お友だちとのかかわり方、言葉の引き出し方、「療育」の受け方、接し方 (単行本)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120053429

作品紹介・あらすじ

「うちの子、発達障害かも」と思い詰めて、診療所を訪れる親御さんが増えています。でも発達障害の診断ってとても難しいんです。本書は、発達障害の疑いがあるお子さんとどう向き合えばいいのか――と悩む、お父さん、お母さんの「最初の一歩」を支えたくて書きました。焦らないでください。人間の成長ってゆっくりです。



▼お子さんはたくさん褒めてあげましょう。

▼コミュニケーションが取れるようトレーニングをしてみましょう。

▼学校の選び方は大事です。

▼きょうだいのケアもお忘れなく。

▼子どもを混乱させない3つのメソッド。

▼あやしい発達障害ビジネスに気を付けて。

▼いじめられたら言いつけよう。

感想・レビュー・書評

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  • 本書は、発達障害の疑いがあるお子さんとどう向き合えばいいのかと悩む、お父さん、お母さんの「最初の一歩」を支えたくて書きました

  • 地域に根差した小児科医師が、日ごろの診察などから出会う発達障害の子どもの事例を紹介しつつ、症例の特徴や社会的な支える機関などを話に盛り込んでいくスタイルが読みやすいと思う。

    解説本というよりも、読み物を呼んでいる間にいろいろな基本的な知識が付く方がよい人にはよい本だと思う。

    全17章で紹介されるこどもの事例は、どれも興味深かった。読むかどうか悩んだ人はぜひ読んでほしい本だと思う。

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著者プロフィール

1961年、東京都生まれ。87年、千葉大学医学部を卒業し、小児外科医となる。
2006年より、「松永クリニック小児科・小児外科」院長。13年、『運命の子 トリソミー 短命という定めの男の子を授かった家族の物語』(小学館)で第20回小学館ノンフィクション大賞を受賞。19年、『発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年』で第8回日本医学ジャーナリスト協会賞・大賞を受賞。
著書に『小児がん外科医 君たちが教えてくれたこと』(中公文庫)、『呼吸器の子』(現代書館)、『いのちは輝く わが子の障害を受け入れるとき』(中央公論新社)、『小児科医が伝える オンリーワンの花を咲かせる子育て』(文藝春秋)、『発達障害 最初の一歩』(中央公論新社)などがある。 

「2020年 『どんじり医』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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