- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121004482
感想・レビュー・書評
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導入のあと,強弁術,詭弁術,論理の遊びと内容が続く.強弁,詭弁の例はなるほどと思わせるものが多く,特に強弁の分析は鮮やか.それでも,実際にこれらに出会うと,筆者の説く心構えや撃退法を知っていても,筆者同様「あまりうまくいかない」(p.123) 場面が多い気がする.
この本も久しぶりの再読だが,「逆説論理学」とくらべると,こちらの方が,一般向けであろうが,私は対象が明確な「逆説論理学」のほうをより楽しんだ. -
一部は強弁、二部で詭弁の種類と類例を説明している。ドミノ論法や論点のすり替え、三段論法等の説明がわかりやすかった。三部の論理パズルも楽しめた。パラドックス問題もなかなか
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自慢じゃないが議論は苦手だ。という方には是非、読んでみてもらいたい。
もちろん読んだからと言って議論が得意になるわけではなかろう。 ただ、普段、何も言えずにしかし納得のいかない思いをかみしめておられる向きには、相手の不快なやり口が綺麗に分類されているのを読むだけでも、 わずかばかりの慰めになるのではないだろうか。そうそう。こんな風にやられちゃうんだよね、と思ったりする。
本来、議論というのは相手をやりこめるためのものではないはずだ。実際、相手に悪気はなく、心底から思いこんでいるものをどうやって説得するか。 そんな議論の場もあるわけで、ここではそのようなケースについても様々な詭弁・強弁の例をあげながら丁寧に解説してくれている。 何かおかしいんだけど、なんとなくそんな気もしてしまう。そんな怪しい相手の言い分を、誰もが納得できるようにわかりやすく説得する。 そんな議論ができるように…。
もしかすると、明日からちょっとだけ議論が嫌でなくなるかもしれない。そんな本である。(2001-10-17) -
オートマトンの教科書の人じゃん!!ということで読んでみた。
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本の前半部分では強弁、詭弁について書かれ、後半部分には、論理パズルが載っている。
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強弁・詭弁を分析し楽しんでしまおうという本。論理パズルがたくさん解説されており頭をひねった。私は早トチリ氏だなあ。最後あたりで論理値など数学表現がでてきたのがちょいと難しかった。議論で相手が強弁・詭弁であるか気づく材料と、自分が詭弁に陥らないための訓練用に手元においておきたい。
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強弁と詭弁。
面白い。 -
論理学というと数学っぽいアレやソレなのですが、この本はわかりやすく、楽しく論理学をしようというスタンスです。