パソコンをどう使うか: 活字から電子メディアへ (中公新書 1237)
- 中央公論新社 (1995年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121012371
作品紹介・あらすじ
資料を蓄積し、膨大な情報量を瞬時に処理できるパソコンは、それ自体が書斎にもオフィスにもなる。しかし、有効に使うには、やはり訓練と知識が必要である。本書は、これから始める、持っているがあまり使わない、キーボードを真面目に練習していない、ワープロだけを使う、といった人から、ある程度使っている人まで、その使用目的を明確にするとともに、優秀なテクノロジーがどう応用され、今後どこへ向かうのかを考察する。
感想・レビュー・書評
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(1996.03.26読了)(1995.12.16購入)
活字から電子メディアへ
(「BOOK」データベースより)amazon
資料を蓄積し、膨大な情報量を瞬時に処理できるパソコンは、それ自体が書斎にもオフィスにもなる。しかし、有効に使うには、やはり訓練と知識が必要である。本書は、これから始める、持っているがあまり使わない、キーボードを真面目に練習していない、ワープロだけを使う、といった人から、ある程度使っている人まで、その使用目的を明確にするとともに、優秀なテクノロジーがどう応用され、今後どこへ向かうのかを考察する。
☆関連図書(既読)
「DOS/Vパソコンを使いこなす」山形庫之助著、ブルーバックス、1994.11.20
「インターネット」村井純著、岩波新書、1995.11.30詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(1)これからの仕事のあり方が、
電子メディアに発展していくことは確かである。
パソコンは、書斎であるという考え方は、
実にすっきりしている。
この間グラフィックのほうに力を入れていたが、
情報をデジタル化していくことの方が先である。
今あるたくさんの情報を、もう少し丁寧に確実に
整理することによって、
今後の進むべき道がはっきりしてくるようにも思える。
つまり文字情報をいかに保管し、眺め、処理するかにある。
(2)「パソコンは、オフィスである。」
(3)原稿用紙と電子記録量の関係
文字1文字 2B
原稿用紙400字1枚 800B
中公新書 1冊 約300枚 200、000B
フロッピー1枚 1、200、000B
中公新書 1200冊 240、000、000B MOディスク
中公新書 5000冊 1GB(ギガバイト)
実に大きな容量のデータが扱うことが可能になった。
どうやって、さらに情報を取り込んでいくのかが
一番大きな課題となっている。
パソコンの今後の方向性について
①データベースをつくるための方策 五郎、桐、The Card
②英文和訳のソフトの導入
③スキャナーによるデ-タの読み込みをする。
スキャナーで、読みとり、
それを図形型から文字情報への切り替えをする。
このことが、これからの仕事で一番大切になってくる。
④人間の日常的に扱っているデ-タはじつに少ないものである。