遺伝子の技術、遺伝子の思想: 医療の変容と高齢化社会 (中公新書 1306)

著者 :
  • 中央公論新社
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313470064

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 遺伝子を解析し、
    それを医療、予防、ケアに役立てようという
    「ヒトゲノム計画」
    その名前もだんだんと聞かなくなりましたね。

    と、言うかこの領域が
    世間一般の人たちには入ってこないのも
    原因でしょう。
    一応人間ではないほうの遺伝学は
    多少はかじっていたので。

    解析の進歩はその一方で
    治療できぬ歯がゆさも残しました。
    アメリカの医療システムでは
    ある種限界となる形ですね。
    (ケアのほうには向かわないので)

    日本の場合はまだ余白はあることでしょう。
    ただし、素地が今もできていないのは確かです…

  • ¥105

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

広井 良典(ひろい・よしのり):1961年生まれ。京都大学人と社会の未来研究院教授。専攻は公共政策、科学哲学。環境・福祉・経済が調和した「定常型社会=持続可能な福祉社会」を一貫して提唱。社会保障、医療、環境、都市・地域等に関する政策研究から、ケア、死生観、時間、コミュニティ等の主題をめぐる哲学的考察まで、幅広い活動を行っている。著書『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書、2009年)で大佛次郎論壇賞受賞。『日本の社会保障』(岩波新書、1999年)でエコノミスト賞、『人口減少社会のデザイン』(東洋経済新報社、2019年)で不動産協会賞受賞。他に『ケアを問いなおす』(ちくま新書)、『ポスト資本主義』(岩波新書)、『科学と資本主義の未来』(東洋経済新報社)など著書多数。


「2024年 『商店街の復権』 で使われていた紹介文から引用しています。」

広井良典の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×