サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書)
- 中央公論新社 (1996年10月25日発売)
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感想 : 79件
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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121013248
感想・レビュー・書評
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さてさて、最近、右脳→左脳という思考プロセスに嵌っているのですが
潜在意識に関しても思うところがあったので
そんな関係の本を読んでみました。
いくつか思った事をピックアップ
・認識の定義とは?
この本では認識の定義に関して触れています。
例えば、ここ見てって言われた時、その部分に集中しているけれど
他の部分も一応見えますよね?
それって認識なのでしょうか?
自分なりに言葉の定義を考え中です。
・脳半割
医療系じゃない人にはショッキングかもしれないですが
脳を半分に切られた動物や人の話が出てきます。
別に問題なく生きる事が出来るのですが
初めて聞いてびっくりした事を思い出しました。
・コマーシャルのインパクト
私はTVCMのコマーシャルの効果に否定的だったのですが
商品を手に取る時に全く知らないものより
覚えてはいないけれど、多分どこかで
見た事のある商品の方を選ぶでしょう。
これを考えるとGoogle AdSenseで広告の費用対効果が
見られるっていうのも部分的なものなのかもしれないですね。
うーん。脳の話は面白いです。
論文の引用なども多数あり、適当に書かれた
適当な新書というわけではありませんでした。
紹介してくれた友人に感謝したいと思います。