新聞報道と顔写真: 写真のウソとマコト (中公新書 1431)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121014313

作品紹介・あらすじ

新聞にはいろいろな顔写真がのる。著名人の場合は主に記事の添え物として、無名の人が登場するのは名誉か不名誉か、もしくは変事に巻き込まれたりした場合が多い。顔写真はいつから新聞に掲載されたのか。丸型や四角型の区別は明確なのか。また、最近社会面から減っているが、この流れはいつ頃からかなど、当事者の顔をみたいという欲求に応じて掲載され続けてきた顔写真の変遷を辿り、報道にまつわる問題とその社会的背景を探る。

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  • [ 内容 ]
    新聞にはいろいろな顔写真がのる。
    著名人の場合は主に記事の添え物として、無名の人が登場するのは名誉か不名誉か、もしくは変事に巻き込まれたりした場合が多い。
    顔写真はいつから新聞に掲載されたのか。
    丸型や四角型の区別は明確なのか。
    また、最近社会面から減っているが、この流れはいつ頃からかなど、当事者の顔をみたいという欲求に応じて掲載され続けてきた顔写真の変遷を辿り、報道にまつわる問題とその社会的背景を探る。

    [ 目次 ]
    第1章 されど顔写真
    第2章 顔写真の歴史をひもとく
    第3章 写真競争はじまる
    第4章 大正、昭和初期の顔写真
    第5章 戦後の事件の顔全調査
    第6章 新聞でみる顔相考
    第7章 写真のマコト、写真のウソ

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  • <DIV style="background-color : white ;color :black ;padding : 8px 8px; border : 1px inset #ddd; margin : 0px 5px;">タイトルに激しく偽りあり。顔写真というよりも新聞写真に話を広げ過ぎ。縮刷版を繰った調査は気が遠くなるほど大変な作業だろうが…。新書とはいえ図版も少なすぎる。顔丸、顔角の性格などはとっくに承知。</DIV>
    <h5>出版社 / 著者からの内容紹介</h5>
    新聞にはいろいろな顔写真がのる。著名人の場合は主に記事の添え物として、無名の人が登場するのは名誉か不名誉か、もしくは変事に巻き込まれたりした場合が多い。顔写真はいつから新聞に掲載されたのか。丸型や四角型の区別は明確なのか。また、最近社会面から減っているが、この流れはいつ頃からかなど、当事者の顔をみたいという欲求に応じて掲載され続けてきた顔写真の変遷を辿り、報道にまつわる問題とその社会的背景を探る。

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著者プロフィール

 1937年、東京都生まれ。毎日新聞社に入社、社会部、地方版編集長、メディア編成本部長などをつとめ、定年退職後ノンフィクションの著作活動をつづけている。2006年刊行の『逃亡』(毎日新聞社)で第54回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
 主な著書に『新聞報道と顔写真』『巣鴨プリズン』(ともに中公新書)、『金の船ものがたり』『天に問う手紙』(ともに毎日新聞社)、『ニュース記事にみる日本語の近代』(日本エディタースクール出版部)、『江戸川柳で現代を読む』『熟年介護日誌』(ともにNHK出版)、『私の戦後は終わらない』(紀伊國屋書店)など。

「2017年 『満州開拓団の真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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