大航海時代とモルッカ諸島: ポルトガル、スペイン、テルナテ王国と丁字貿易 (中公新書 1433)
- 中央公論新社 (1998年8月1日発売)
本棚登録 : 39人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121014337
作品紹介・あらすじ
インドネシアのスラウェシ島の東、ハルマヘラ島の西側にモルッカ諸島がある。ここは丁字(クローブ)の産地であり、中世の香料貿易の中心地の一つであった。一四九四年にポルトガルとスペインはトルデシリャス条約を結び、世界を二分割して自国の勢力範囲を定め、丁字の島をめざした。本書は十六世紀前半のモルッカ諸島を舞台とし、丁字貿易をめぐるポルトガル、スペイン、テルナテ王国などモルッカの諸王国の対立抗争をえがく。
感想・レビュー・書評
-
モルッカ諸島のうち丁字(クローブ)を最も多く産出したのはテルナテ島であり、テルナテ島の支配者はスルタンと称した。島内では階級社会が確立しており諸島間で小競り合いが続いていた。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示