原敬と山県有朋: 国家構想をめぐる外交と内政 (中公新書 1445)
- 中央公論新社 (1998年10月1日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121014450
作品紹介・あらすじ
第一次大戦勃発後、山県有朋を頂点に戴く藩閥官僚政府は、日露の提携によって米英に拮抗しながら大陸での勢力拡大を狙うが、ロシア革命によってその戦略は挫折する。そこで、政治の実権は、対米英協調を唱える原敬に委ねられ、ここに日本初の本格的な政党内閣が誕生した。本書は、日本の政治が、元老指導から議会主導に移行していく時期の潮流を、原と山県の国家構想とそれに基づく対外・対内政治行動から検証するものである。
感想・レビュー・書評
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原・山県の半生を追い、それぞれの時勢への対応をみることで両者の政治思想を掴む。おおよそWW1~両者の死までの攻防。
本格的な研究書を読むための下地によさそう。また、参考文献の載せ方が初心者向けで親切だなあと思いました! -
講義の教科書。それ以外でもゼミでも結構お世話になった本。高校の日本史をさらに詳しくした感じ。
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