グローバル化経済の転換点 - 「アリとキリギリス」で読み解く世界・アジア・日本 (中公新書 2024)

著者 : 中井浩之

• 中央公論新社 (2009年10月26日発売)

作品紹介・あらすじ

リーマン・ショックから一年。世界経済はいまなお不安定な局面にある。経済成長を輸出で維持してきたアリ諸国と、内需主導で維持してきたキリギリス諸国との相互依存の拡大が、二一世紀初頭のインフレなき高成長を生んだ。しかし、この関係を支えていたグローバル化が、今次の金融危機により、転換点を迎えている。各国間の力のバランスや金融システムの変化も視野に入れ、アジアと日本の今後を、データを駆使して見定める。

感想・レビュー・書評

[baxさんの感想 · 2011年4月2日]

［　内容　］
リーマン・ショックから一年。世界経済はいまなお不安定な局面にある。
経済成長を輸出で維持してきたアリ諸国と、内需主導で維持してきたキリギリス諸国との相互依存の拡大が、二一世紀初頭のインフレなき高成長を生んだ。
しかし、この関係を支えていたグローバル化が、今次の金融危機により、転換点を迎えている。
各国間の力のバランスや金融システムの変化も視野に入れ、アジアと日本の今後を、データを駆使して見定める。

［　目次　］
第１章　世界経済のグローバル化とは何なのか
第２章　アリとキリギリスの分化
第３章　世界経済における力とルール
第４章　変わりゆく世界の金融システム
第５章　東アジア－輸出主導工業化の成功
第６章　東アジアの新たな課題
第７章　今後の日本経済をどう考えるか

［　ＰＯＰ　］


［　おすすめ度　］

☆☆☆☆☆☆☆　おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆　文章
☆☆☆☆☆☆☆　ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆　メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆　冒険性
☆☆☆☆☆☆☆　読後の個人的な満足度
共感度（空振り三振・一部・参った！）
読書の速度（時間がかかった・普通・一気に読んだ）

［　関連図書　］


［　参考となる書評　］

[cyborg-zさんの感想 · 2010年11月15日]

買ったけどまだ読んでいません（－－；