戦国武将の手紙を読む: 浮かびあがる人間模様 (中公新書 2084)
- 中央公論新社 (2010年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121020840
作品紹介・あらすじ
戦国の武将たちは筆まめだった。合戦の前には各地の武将を味方につけようと調略の手紙を出し、平時にも年貢の取り立てや金の輸送などについて指示を出す。子どもの手習いを褒める手紙もあれば、兄弟相和すようにさとす家訓も書く。そして、死を覚悟した文面からは武将の心奥を覗くことができる。代表的な戦国武将の手紙二〇通を取り上げ、原文・翻刻・現代語訳をのせ、文章の内容や時代背景を解説する。
感想・レビュー・書評
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読みやすい!解説がわかりやすい!
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つくづく手紙は偉大。
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99269261 -
書画をよませたいのか時代をよませたいのかどっち
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<閲覧スタッフより>
戦国武将が合戦前やお家存続のために書いた手紙。中でも森長可の遺書は母親と弟の身のふり方、娘の嫁ぎ先についてなどが書かれており臨場感あふれるものとなっている。
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所在記号:新書||210.4||オワ
資料番号:10202270
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古文書は、ミミズがののくった様な文字が並んで
いますが、書いた人の性格が出ています。
「戦国武将の手紙を読む」は、
手紙そのもの写真があって、口語訳があるので
古文書が読めない人でも楽しく読めます。
一番、印象に残ったのが、森長可の手紙です。
小牧長久手で、討ち死を予感していたのでしょうか? -
戦国武将の書状を、実物写真・翻刻・書き下し文・現代語訳・書かれた背景を含めた解説という構成で紹介
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(欲しい!) 戦国武将/新書