科学史人物事典 - 150のエピソードが語る天才たち (中公新書 2204)
- 中央公論新社 (2013年2月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121022042
作品紹介・あらすじ
十六世紀のコペルニクスから現代の先端科学まで、160人以上の科学者を選び、業績だけでなく、当時の世相や科学者たちの素顔も紹介。読んで楽しい人物事典。
感想・レビュー・書評
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読書録「科学史人物事典」4
著者 小山慶太
出版 中公新書
p246より引用
“「火星へ行ける日がきても,テレビ塔の天
辺から落ちる紙の行方を知ることはできない
というところに,科学の偉大さと,その限界と
がある」。”
目次から抜粋引用
“コペルニクス
パスカル
ダーウィン
ローレンツ
湯川秀樹”
理学博士である著者による、人類の歴史に
多大な影響を与え続ける、偉大な科学者たち
を紹介する一冊。
天動説の時代から現代まで、教科書などに
は書かれる事が少ないであろう偉人たちの逸
話とともに書かれています。
上記の引用は、中谷宇吉郎氏の著作からの
孫引きの一文。どのような素晴らしい方法で
あっても、全てを思ったようにすることは出
来ないのでしょうね。
判ることと分からないことをはっきりさせ、
自分達に出来る事をしっかりとこなして、毎
日を過ごしていけたらいいなと思います。
科学者達に関する逸話が面白く、事典とし
てだけでなく物語としても楽しい一冊です。
各偉人につき、大体見開き2ページでまとめ
られていて、読むのも苦痛ではありません。
ただ、全ての人達に肖像画か写真が添えて
あったら、もっと見応えがあるのではないか
と思いました。新書サイズでは無理な話かも
しれませんが。
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人物と業績は知っていても,この本に書かれていることは知らなかったことが多くて,とっても面白い。
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キーツ レイミア
アレニウス
ラザフォード ワニ
M.キュリー
シャトレ婦人 -
新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号:402//Ko97