悪意の心理学 - 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ (中公新書 2386)
- 中央公論新社 (2016年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121023865
感想・レビュー・書評
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心理学半分、ことばの説明半分の本である。ヘイトスピーチについてもっと心理的な説明があればもっとよかった。
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TOKYO FM Time Line「まえがきは謳う」
http://www.tfm.co.jp/timeline/index.php?itemid=112849&catid=1485 -
『言語の社会心理学』の続編的な。今回はうっかり,皮肉,嘘,ヘイトスピーチなど,悪意を感じ取られてしまうやりとりに焦点を当ててある。
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160730 中央図書館
タイトルは悪意やヘイトなどをクローズアップしているが、全体を読むと、コミュニケーションモデルに関わる心理学のキーワードを順次解説しているという、普通の本。 -
嘘、皮肉、罵倒、偏見……。面と向かっての会話であれ、ネットでのやりとりであれ、言葉によるコミュニケーションはしばしば暴走し、相手に対して「悪意」の牙を剥く。これらはいじめや差別、クレーマーやセクハラ、政治家の問題発言を生む。一方で、意図していないのに加害者になってしまうこともある。悪意はなぜ生まれ、どう表現されるのか。どうすれば、悪意に立ち向かえるのか。社会心理学・言語心理学の観点から考察。