- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121025821
作品紹介・あらすじ
フランスを主戦場に英仏王家が断続的に戦った百年戦争。長くて複雑でわかりにくい戦いの全貌を描き、その歴史的意義を明らかにする。
感想・レビュー・書評
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小説ではないので読みづらい部分も多くあったが、百年戦争の全体像を掴むことができた。
この後、イギリスでバラ戦争を戦うランカスター家やヨーク家、フランスを支配したバロア家、オルレアン家、さらにフランス革命のブルボン家など貴族の権力、領土欲のぶつかり合いが基本原因で、虚しい戦いを長い間続けたものだ。ペストの蔓延やジャンヌダルクは蔵書にあるものを引っ張りだして詳しく読みたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フィリップ、ルイ、シャルル、ヘンリー、エドワード、リチャード…
混乱する。 -
世界史あるあるで、同じ名前の別人が登場して混乱しそうになるけど、領地や王位を巡るイングランド王とフランス王との紛争が契機だったことなど、大きな流れに注目することで通読。
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英仏百年戦争は中世ヨーロッパにおけるイングランド王家とフランス王家の間の戦争である。フランス王国の王位継承とイングランド王家のフランス内の領土が争われた。1337年から1453年の百年以上に及ぶ戦争であるが、百年間戦争を続けていた訳ではなく、断続的なものであった。日本では室町時代に相当する。
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英仏百年戦争がどういう展開を辿ったかよくわかった
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非常に複雑な百年戦争の歴史を、主にフランスの政治や社会の構造の中に位置づけながら描いていく。
感想はこちら。
https://historia-bookreport.hatenablog.jp/entry/2020/03/26/123817 -
フランスを主戦場に英仏王家が断続的に戦った百年戦争。長くて複雑でわかりにくい戦いの全貌を描き、その歴史的意義を明らかにする。
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中世のヨーロッパが、この戦争を境に変わっていく。
当初、国王の戦いであったのが、後半はイギリス対フランスの国同士の戦いに変化し、国家の概念が変わっていく。