ブラックホール-宇宙最大の謎はどこまで解明されたか (中公新書 2685)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121026859

作品紹介・あらすじ

ブラックホールとは、きわめて強い重力で光すら脱出できない天体だ。原理は18世紀には考え出されたが、長く存在の証明は困難だった。本書は前半で、その存在が確認されるまでの歴史をたどり、基礎を解説。後半では、最先端の物理学からブラックホールの内側に迫る。「別の宇宙」と、そこへの抜け道である「ワームホール」、さらには熱力学との関係など、さまざまな謎を解き明かす。面白く不思議な、最新の宇宙論。

感想・レビュー・書評

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  • 第一章ブラックホールとは何か?
    第二章ブラックホールの発見と観測
    第三章ブラックホールとワームホール、タイムマシン
    第四章ブラックホールは幻か?

    第一章は面白かった。程よい難しさ
    第三章は、御伽噺のようで面白かった
    あとは少し難しかった

  • ブラックホールの基礎を、その存在が確認されるまでの歴史をたどりながらわかりやすく解説。さらに、「別の宇宙」とそこへの抜け道である「ワームホール」、熱力学との関係など、多くの謎を最先端の物理学から解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】

    関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40288746

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000056341

  • 有り S443/フ/21 棚:13

  • 東2法経図・6F開架:B1/5/2685/K

  • かなり難解。そもそも使われる語句の概念は知ってないと辛い。じっくり読まないと理解が追いつかない。また挑戦したい。

  • 「別の宇宙」とそこへの抜け道である「ワームホール」、熱力学との関係など、多くの謎を解き明かす。科学史から最先端の物理学まで。

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著者プロフィール

1953年,北海道札幌市生まれ、1976年,京都大学理学部卒業。英・ウェールズ大学カーディフ校博士課程修了,PhD),マックス・ブランク天体物理学研究所、米・ワシントン大学研究員などを経て、弘前大学助教授、同教授。東北大学大学院理学研究所教授、2016年から京都産業大学教授、東北大学名誉教授。
専攻:一般相対性理論・宇宙論。 
主な著書『宇宙物理学』(朝倉書店)、『シリーズ現代の天文学3宇宙論Ⅱ』(共著、日本評論社)、『ブラックホールに近づいたらどうなるか?』(さくら舎)など多数。翻訳『シュッツ相対論入門』(共訳、丸善出版)など

「2017年 『宇宙を見た人たち 現代天文学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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