ミニチュア庭園鉄道 2 (中公新書ラクレ 144)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121501448

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  • 2004年8月24日購入。
    2005年11月4日読了。

  • サイト公開された森博嗣宅庭園鉄道レポート

    読了日:2006.05.13
    分 類:エッセイ
    ページ:182P
    値 段:1100円
    発行日:2004年8月発行
    出版社:中公新書ラクレ
    評 定:★★★


    ●作品データ●
    ----------------------------
    テーマ:鉄道模型
    語り口:サイト公開のレポート形式
    ジャンル:エッセイ
    対 象:一般~軽度マニア向け
    雰囲気:よみもの
    装 幀:中央公論新社デザイン室
    ----------------------------

    ---【100字紹介】---------------------
    真剣に遊ぶこと、そして自分が満足すること。
    簡単なようで非常に難しい…。
    森博嗣の「趣味道」驀進の記録第2弾。
    サイト公開されたレポートを、
    可愛いフルカラー写真でまとめた1冊。
    人生を楽しみたいすべての人に。
    ---------------------------------------

    タイトルからも明らかなように、前作「ミニチュア庭園鉄道」に続く、趣味の庭園鉄道レポート第2弾。

    前作で、比較的不親切だな、と思ったのは線路の全景が謎だったことでしたが、今回は冒頭で「庭園鉄道の線路配置図」を掲載。これを見れば、欠伸軽便鉄道がどこを走っているか、紙上ながらある程度の追体験可能です。面白ーい。

    前作では、サイト上に公開された各レポートのあとに2-3ページの短い解説のようなエッセイが入っていましたが、今回はそれはなくなって、サイトのレポートがほぼそのまま収録されている模様。巻末には、庭園鉄道のための「社長視察記録」として、お出掛けの記録が入っています。これもサイトの記録かどうかは不明。

    今回も色々と作ってくれます。でも前回の方が、ゼロから作る感があって見ている方はもっと楽しかったかも。だんだん、細かくなってきました。
    ただ森氏と志を同じくする趣味人には、もしかしたらこたえられない内容なのかもしれません。

    線路などはすっかり増えていて、延長はしていますが既線は大きく変わっていない感じ。まあ、それが耐久性というものかもしれませんけど。「視察記録」で登場したガリバー線と比べると、わびさびっぽい感じがこの鉄道の売りかも?落ち葉の散った欠伸軽便鉄道は、確かに風流です。


    力いっぱい楽しんでいる著者の姿勢がよく伝わる1冊。



    ●菜の花の独断と偏見による評定●
    ---------------------------------
    文章・描写 :★★★
    展開・結末 :★★
    キャラクタ :★★★
    独 自 性 :★★★★
    読 後 感 :★★★
    ---------------------------------

  • 「真剣に遊ぶ」こと、そしい「自分が満足する」こと。簡単なようで、これは非常に難しい―「欠伸軽便鉄道」の社長であり、小説家でもある森博嗣の「趣味道」驀進の記録。人生を楽しみたいすべての人に。

  • どんどん変化していく庭園鉄道がステキです! 小塚的には、車掌役を務めているブライスのお人形もポイント! とってもかわいいです!

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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