99・9%の人間関係はいらない - 「孤独力」を磨けば、キャリアは拓ける (中公新書ラクレ 569)
- 中央公論新社 (2016年12月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121505699
作品紹介・あらすじ
なぜ周りの目を気にするのか?人付き合いを「リストラ」して「孤独力」を磨けば、キャリアは切り拓かれる!「非学歴エリート」として自分を貫く著者が、「自ら進んで社内で嫌われる」逆バリ戦略を伝授する。「飲み会を断ることで、かえって評価される方法」など仕事術が満載。
感想・レビュー・書評
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書き方は冷たいが内容はだいたい合っている。「外資の人間関係術!」みたいなタイトルで売り出せばもっと合った層に届けられたのでは
ビッグファイブでいうところの内向、かつ協調性が低い著者がこういうワークスタイルをゴリ押しする本。
私は好きだけど、たぶん同じタイプじゃないと参考にならないと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コンサルタントというと責任を取らない他人行儀な感じがするという話は共感できる。著者の、クライアント企業の名刺を持ち外部との交渉まで行うスタイルはコンサルタントの役割としては本来あるべきだと思う。
ただ、上場企業の役員を辞めてビジネススクールに行った話などが繰り返しでてくると、ただの自慢話に聞こえてくるのが残念。 -
ネット経由によるパソコンの受注・販売や、アジア地域における修理サポートなどを展開するMCJグループの社長を務め、「非学歴エリート」・「下克上転職」などの著書で有名な安井氏が、人間関係に悩む人々に贈る「八方不美人のすすめ」とも呼ぶべき本。いつも他人に嫌われたくないとか、誰かに誉められたいと考えてばかりいると、本当の自分が見えなくなってくる。 余計な気苦労を排除し、「人付き合い」をリストラして孤独力を磨き、キャリアを拓くことに集中せよと叱咤する。
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全般的に上から目線の「俺はこうやったから成功した」だけの話。
第9章の、ワークとライフは長期的にバランスできればいい、という意見だけは賛成出来る。 -
よくある常識へのダメ出しからのインパクト提案の脅迫系
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もうちょっと学術的な研究・事例が記載されているのかと思ったが、ただのレアな体験談でしかなかった。自分語りというのは、どうしても合理化・正当化が働く。著者は計画的に人生を歩んできたように書いているが、実際には仕方なく、必要に迫られて選択してきたように思える。「成功すれば英断とみなされる」ってそりゃあ当たり前だよ。書いてある事には納得する部分もあるのだが、やはり成功本というのはどうしてもこうなってしまうのは仕方ないのか?
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前著作と根本的に同じ内容。社内留学制度を自分で作り自分が一期生になった、という例は面白かった。やってみようかな。
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中途半端な逃げ人生の私には痛い至言の数々。
自分を会社に見立てたり、出世より成長とか頷ける意見が多い。仕事ができれば信用できるし、性格が良くても仕事できない奴は只の困った奴であるというのを胸に刻みたい。
プライベートを真剣に楽しむというのも日本人にはできていない事だが、ボンヤリする休日があっても良いのではと感じた。
読書については同じ考えで鵜呑みにしないというのはその通りだと思う。 -
なぜ周りの目を気にするのか? 人付き合いを「リストラ」して「孤独力」を磨けば、キャリアは切り開かれる!「非学歴エリート」として自分を貫く著者が、「自ら進んで社内で嫌われる」逆バリ戦略を伝授する。「飲み会を断ることで、かえって評価される方法」「週末は金曜夜からスタート、平日は日曜夜からスタート」など仕事術満載。冨山和彦氏(経営共創基盤CEO)の特別コラムも掲載。