カラー版 - 東京いい道、しぶい道 (中公新書ラクレ)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121505828

感想・レビュー・書評

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  • 散歩好きはタイトルで買ってしまう。

    新聞の広告でしって楽天ブックスでポイント利用で購入

  • 散歩をしていると、大通りから古い道が枝分かれするようなポイントに出くわすことがある。道幅はちょっと狭くて、ひなびた商店が奥の方に何軒か見える。散歩愛好家というのは気まぐれに、だいたい裏道、くねくね道に足を踏み入れてしまうものだ。ここで名づけた「いい道、しぶい道」とはそんな道。街歩きブームの先駆者が、時代の変化を独自のアンテナで捉えながら、東京に散在する、歩きがいのある道を地図と写真をまじえながらガイドする。

  • <目次>
    まえがき
    第1章  城北エリア
    第2章  城東エリア
    第3章  城南エリア
    第4章  城西エリア
    第5章  多摩エリア
    あとがき

    <内容>
    読売新聞のウェブの連載を基に(雑誌「首都高」のコラムや書き下ろしも含む)、毎回大した距離を歩いてはいないが(1~4㌔ぐらい)、「✕〇通り」を街歩きしたエッセイ。
    泉麻人と言えば、洒落た街や店を紹介するイメージ(昔のテレ東”アド街”に出てた頃の感じ)が抜けきれないが、50代後半にもなると「おじさん」臭が漂うエッセイになった感じ。ただ、歩いた距離は短くても通りに「昭和」を見出す眼力はすごい。読んでて歩きたくなる。
    またあとがきに出て来る永井荷風なんかもこうした「街歩き」をしていて、「ブラタモリ」といい、今のブームも昔から繰り返しあったんだな、と思う。

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著者プロフィール

1956年、東京生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、東京ニュース通信社に入社。テレビ雑誌の編集者を経てフリーに。東京、昭和、サブカルチャー、街歩き、バス旅などをテーマに数々のエッセイ、コラムを発表している。著書は『大東京23区散歩』『東京23区外さんぽ』『大東京 のらりくらりバス遊覧』『冗談音楽の怪人・三木鶏郎〜ラジオとCMソングの戦後史』など多数。

「2019年 『1964 前の東京オリンピックのころを回想してみた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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