コロナ後の教育へ-オックスフォードからの提唱 (中公新書ラクレ, 708)
- 中央公論新社 (2020年12月8日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121507082
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F開架:B1/5A/708/K
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いつもながら読み込むのはちょっと難しいんだけど、はっきり分かったのは、コロナ後の教育は、もともと変革の流れができていたけどそれを後押しするように、変わるということだ。そしてそれはピンチだけどチャンスでもある。教育政策が突きつけてきているエセ演繹的な、理想を掲げて装飾した改革を受け取るのではなく、自ら帰納的に思考することが必要だ。
私のこれまでの関心としては、大学のあり方についての章が大変勉強になった。私が大学入学後からモヤモヤしながら追究してきたことは、日本型大学教育への不満から発していたもので、その解決には学生時代に他国の大学教育を受ければよかったのだということだ。定年退職したら、大学に学びに行きたいな。