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- Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121601520
作品紹介・あらすじ
「平民主義」に「デモクラシー」とルビをふり、格差社会を食い破り、軍国化に果断な抵抗をすべく奮闘を続けた初期社会主義者の書。
感想・レビュー・書評
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もともと平民向けに書かれた文章ということもあってサクサク読めた。冒頭では参考として幸徳秋水の人生について解説されている。秋水の文章を通して当時の日本人の暮らしぶり(特に木賃宿や世田谷のボロ市の話からは庶民の生活)もよく伝わってきた。もし現代に秋水が生きていたら今の日本をどう思っただろう。ウクライナ戦争や若者の投票率の低下、政治家の相次ぐ汚職…そんなとりとめのないことをつい想像してしまった。
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