真珠湾メモリアル: 現場で見た日本軍の第一撃 (中公文庫 M 288)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122012868

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  • 昭和16年12月8日の真珠湾攻撃当時、そこに居合わせた人々の記憶。
    戦艦に搭乗中に九死に一生を得た軍人、市井の人々、そして日系人と様々な立場の人にインタビューをして当時の様子を振り返っている。

    難攻不落の真珠湾へのまさかの奇襲攻撃。
    教科書では『真珠湾を攻撃し云々』程度で終わる出来事が実際はどうであったのか、がリアルに伝わってくる。

    混乱する軍の人々や日本軍を甘く見ていた上層部と言ったアメリカ側の視点で『真珠湾』を知れる貴重な本だと思う。

著者プロフィール

昭和5年1月 大阪市生まれ
毎日新聞社で社会部、サンデー毎日、英文毎日の記者、編集次長、編集委員などを歴任。
ニューヨーク・タイムズのコラムニストも務めた。
第34回「菊池寛賞」受賞。
著作 「五衰の人ー三島由紀夫私記」(新潮学芸賞受賞)、
「横浜・山手の出来事」 (日本推理作家協会賞受賞)、
「悼友紀行」ほか多数。
訳書 「アイアコッカー我が闘魂の経営」ほか。

「2020年 『夕陽ヶ丘 昭和の残光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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