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- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122015821
感想・レビュー・書評
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江戸・明治期の資料から引用解説。それもほぼ忘れられた人物がほとんど。昭和60(1985)年刊の時点でもそうなのだから現在はもう需要がないのかもしれない。しかしこういう形の随筆は貴重だと思う。
一例として斎藤緑雨の随筆が取り上げられているが、読むためにそれだけ古典の知識が必要なものとは思わなかった。どうりで私などのような中途半端な人間には読みこなせないはず。そういうこともこの本を読むことで理解できる。
この森銑三、あるいは柴田宵曲といった方たちの書かれたものは個人的には大変好みである。この本含め今後も読み継がれて行って欲しい書たちである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
随筆についての随筆、という感じ。(もしかしたら的外れかもしれませんが)
こぼれ話、と呼ぶには緻密な、興味深い発見が色々ありました。個人的に。
著者のコメントが軽妙で素敵。
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