本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122020252
感想・レビュー・書評
-
絵はかはいいけれど
冒頭のチチヤスのくだりで、あ、おもしろいかもと私小説的なものを期待して読んでみた。そのとほり、猫にまつはる小説風の身辺雑記だった。
でも退屈だった。日常的な話なのでストーリーがうすい。作者はエッセーとしてゐるが、エッセーかなあこれ。
あと、女性嫌悪的で窮屈。女と子供だけが魔法にかかるとか、夫婦喧嘩で桃子が出て行った時の電話の内容とか、いやな感じがする。井上ひさしがギャグとして書いた、婦人公論ならぬ婦人口論である。
ただ著者の絵はすこしかはいいので(本業の方のガロ風の絵はかはいくないが)そこはいいなと思ふ。
余談だが、冒頭のアメディオといふ猫は、母をたずねて三千里からつけた名前ではないか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
赤瀬川ファンになること間違いなし
全4件中 1 - 4件を表示