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- Amazon.co.jp ・本 (474ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122025219
感想・レビュー・書評
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橋本治 窯変 源氏物語 5/14 蓬生〜薄雲
蓬生=家が落ちぶれ、源氏に忘れられた姫 末摘花の物語
*人は時として 不幸を必要とする〜未だ開かれない扉を刺激してくれる、他人の不幸を。
*人は現在によって生きるのではない。由緒という名の過去によって生きる
それにしても ひどい言われよう。末摘花のモデルは 誰なのか興味がある
絵合
*摂政太政大臣(左大臣)と内大臣の源氏が 貴族社会を牛耳っている→太政大臣の孫 弘徽殿の女御 が冷泉帝と結婚
*六条御息所の源氏への遺言「娘(斎宮の女御)を後見してほしい、手を出すな」→源氏は息子(冷泉帝)と斎宮の女御を結婚させた
浮雲
*摂政太政大臣(左大臣)と藤壺の女御の死〜浮雲が別れを囁くように渡っていった
*藤壺の女御の後世を救う修行が現世を蝕む
*冷泉帝が 藤壺の女御と源氏の子であることを知る〜源氏は罪か、罪の子 冷泉帝は罪か
仏教の因果応報の世界観詳細をみるコメント0件をすべて表示