本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (602ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122026216
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
出版社さん!
ぜひぜひ再版してください! -
10代後半のアメリカ人の少女クララが、明治初期の日本を見たまま、感じたままに、いきいきとみごとに描写した日記。あとがきによればこの日記に名前が挙がっている日本人は300名にも登るそうだ。私がこの本を読み始めた動機も、渡辺筆子とクララの関わりを知りたいというところからだった。途中から、このクララと勝海舟の三男・梅太郎とどういういきさつで結婚したのか、どんな結婚式だったのかなどが出てくるのを楽しみに読み進めた。残念ながらその辺りのまとまった記録はないそうで、ポンと飛んで簡単に梅太郎との間に子どもができた身で母の墓の前で思ったことをつづって終わっている。クララの目を通して、明治初期の日本の文化や風習、また四季の移ろいなどを知るのは、たいへん楽しい時間であった。
-
彼女の感性に好感を持ちます。
全4件中 1 - 4件を表示