オルフェの遺言 (中公文庫コミック版 竹宮恵子SF短篇集 2)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122027077

感想・レビュー・書評

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  • 表題作を含む「集まる日,」シリーズ、再読したくなって購入。終笛(オルフェ)を中心とする少年少女ESPを描いたこのシリーズが大好きだ。特に、終笛が迷い込んだ異世界を描いた「オルフェの遺言」「遥かなり夢のかなた」は秀逸。最終話「そして、集まる日,」の締めくくり方も見事。
    「ジルベスターの星から」もまた素晴らしい短編!宇宙好きの少年アロウが、テレパシーで中性的な少年・ジルベスターと知り合い、彼の住む星に行くため勉強を重ねて宇宙局を目指す。リルケの詩が効果的に物語に絡んでいる。
    光瀬龍原作の「決闘2108年」、少年誌掲載とあって骨太!ハラハラする展開で読みごたえあり。
    つくづく、竹宮さんの描く少年のキャラ造詣が素晴らしいなと思う。ナイーブさとしたたかさのギャップに魅了されます。

  • ※再購入&再読

  • 「ジルベスターの星から」「集まる日、」「オルフェの遺言」「遥かなり夢のかなた」「そして、集まる日。」「決闘2108年」「夢狩人」巻末エッセイ:寺山修司

  • オルフェの遺言

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著者プロフィール

1950年、徳島市に生まれる。徳島大学教育学部中退。68年『リンゴの罪』でデビュー。70年、雑誌連載をきっかけに上京。以後、SF、同性愛、音楽、歴史などを題材に多彩な執筆活動を展開。80年、『風と木の詩(うた)』『地球(テラ)へ…』により第25回小学館漫画賞を受賞。主な作品に『ファラオの墓』『イズァローン伝説』『私を月まで連れてって!』『紅にほふ』『天馬の血族』『マンガ日本の古典 吾妻鏡』などがある。京都精華大学にて2000年~教授就任。14年~18年学長。2014年紫綬褒章受章。

「2021年 『扉はひらく いくたびも 時代の証言者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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