十六の話 (中公文庫 し 6-51)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122027756

感想・レビュー・書評

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  • 2007/03/08 tue
    <br><br>
    知人に貸して頂いた本です。
    <br>16の話を綴っているので『十六の話』です。
    <br>知人オススメは、『二十一世紀に生きる君たちへ』でした。
    <br><br>平成元年度の小学6年生の教科書に載ったものだそうですが、私は既に中学生だったので読んでません。だけど、今でも十分考えさせられた話でした。
    <br><br>「私は自己を確立せよ、と言った。自分に厳しく、相手にはやさしく、とも言った。いたわりという言葉を使った。それらを訓練せよとも言った。それらを訓練することで、自己が確立されていくのである。そして“たのもしい君たち”になっていくのである」(文中より)
    <br><br>とても共感させられ、と同時に自分への戒めとも思いました。
    <br>何年先でも思い出せるよう、ここに記します。<br>一生大事なことだと思うから。
    <br><br>
    『洪庵のたいまつ』へも良かったです。ぜひ、現代の医者たちに読んでもらいたいのはもちろん、やはり人のために生きたいとも思いました。
    <br><br>
    仏教系の話などは自分が余りに無知なため、読むのに時間がかかってしまいました。

  • 素晴らしいです

  • 頼もしくない人格には、魅力を感じないのである。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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