聖徳太子 5 (中公文庫 コミック版 い 1-36)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122034099

感想・レビュー・書評

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  • 表紙からしていかにも聖徳太子らしさがある。
    この人の絵は顔のアップは見れるが、あとは杜撰。

    仏法で国を治め、外国に学び、官民の格差なく、一部の役人のみに利権が集中しない政治を、という太子の理想は、一部の反発や豪族がたの抵抗もあり、すべてが成功し美しいものではない。そのことについては、冷静に描いている。

    小野妹子の絡ませ方はおもしろいと思ったのだが、女性の意地の張り合いみたいなものに主眼がおかれすぎているきらいがあって、そこが少女漫画っぽい。

    毛人は某漫画と比べると、ずいぶん性格が違う(笑)

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著者プロフィール

1947年12月18日大阪市生まれ。
東京教育大学(現・筑波大学)文学部哲学科在学中より漫画を描き始め、1972年から連載を始めた代表作『ベルサイユのばら』は空前のヒットを記録し、宝塚歌劇団の舞台でも上演されるなど、漫画の枠を超え幅広い層に永く愛される。
現在は活動の幅を広げ、劇画家、声楽家としても活躍の幅を広げている。

主な作品
『ベルサイユのばら』
『オルフェイスの窓』
『女帝エカテリーナ』
『天の涯まで-ポーランド秘話-』
『栄光のナポレオン-エロイカ-』
『おにいさまへ…』

「2013年 『聖徳太子(7) <完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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