麗しの皇妃エリザベト―BIBLIO人物 (中公文庫 B 17-7 BIBLIO)

  • 中央公論新社
3.29
  • (0)
  • (2)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122042001

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新書文庫

  • 情熱家で何よりも自由を愛する父・マクシミリアン公のもと、アルプスの山野を駆け伸び伸びと育った野性の王女シシ(エリザベト)。
    若きオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフと、シシの姉ヘレナの、事実上の“お見合い”の末席に彼女も座したことが運命だった。
    フランツ・ヨーゼフはヘレナではなく、その妹シシに恋をした――。

    かくして世紀末ヨーロッパ隋一の美貌を謳われ、世の賛美を一身に集めたオーストリア皇妃エリザベトが誕生する。
    だが、マイヤーリンクでの皇太子ルドルフの情死、幼馴染で従弟のバイエルン王ルートヴィヒ二世の狂死。妹ゾフィの不幸な焼死。姑ゾフィとの確執と旧弊に満ちた宮廷生活。
    相次ぐ悲劇とハプスブルク家の重圧から逃れるかのように、シシは汽車での旅と乗馬にのめり込む。
    旅から旅の彷徨の果てに、異郷の地でアナーキストの凶刃に倒れた美しき皇后の波乱の生涯を描く伝記。

全2件中 1 - 2件を表示

ジャン・デ・カールの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×