無言殺剣火縄の寺 (中公文庫 す 25-9)

著者 : 鈴木英治

• 中央公論新社 (2006年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[fyukawaさんの感想 · 2016年5月2日]

音無黙兵衛とは、謎は深まるばかり。

[kitanoさんの感想 · 2013年6月21日]

おや？大きな物語のホネがありそう
無言殺剣シリーズ２！
伊之助は主人公（氏名不明）とテレパシーで
かなり具体的なやり取りができます（笑）

[ななつのこさんの感想 · 2012年10月9日]

無言殺剣シリーズ②
江戸に向かった伊之助と黙兵衛。江戸でヤクザの見習い(？)をしている伊之助の2人の兄と会ったり、黙兵衛の隠れ家で謎の住職と謎の美少女に会ったり。
話は前作と続いていて、前回夫を殺された大店の奥様が追っ手を放って黙兵衛を殺しにきたり、前回殺された大名の家臣が、黙兵衛を生け捕りにして土井家の仕業であると証明させた後土井家を取り潰そうとやはり追っ手を放つ。
黙兵衛の強さはほんと半端ないです。伊之助が一応役に立ってはいるようだけど、まだ今のとこはいなくても黙兵衛1人でなんとかなってそう（笑）
伊之助の兄達にはビックリ。時代小説ってそういうものなのかな？漫画とか軽めの小説なら、主要人物の身内はそうそう死なないし、ピンチに誰か助けに来てくれるパターンが多い。死ぬにしても拷問されたり簡単には殺されまいと戦ったり。でもこれはあまりにもあっさり死に過ぎだ(-｡-;

著者プロフィール

鹿児島大学理学部教授

「2008年 『攪乱と遷移の自然史』 で使われていた紹介文から引用しています。」