kaizenさんの感想
2012年6月11日
京都が舞台で,芸妓が主人公なので,一瞬,山村美紗の作品かと思いました。 「下」では,十津川警部の活躍が始まりますが,主人公はやはり十津川警部ではないところが面白い。 京都の方は,この本をどんな感情で読まれるのか,やや心配になりました。 西村京太郎が湯河原に引っ越した理由が分かったかもしれません。
一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。 「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」