ブルー・ローズ 上 (中公文庫 は 61-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 322
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122052062

感想・レビュー・書評

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  • 一気に読みました、引き込まれますね~

  • 主人公の人物像がいまいちつかめない・・・。怒濤の、よいうかエロエロの後半へ続く。

  • 下巻を読む前に。。。
    馳星周作品にしては世界もこっちに近いし読みやすいかなぁと思っていたら、少しずつ深みへと移動。
    上巻を読み終えたところで、プロットはそういう事なん???どう終息させるつもりなんだろうと、いう感じになってきました。
    という訳で、エンディングが想像できない感じが良いですね。下巻へ進まなくてはです。

  • どうも馳星周作品の主人公達は、いくらでもお助けカードを繰り出せるような気がしてならない。
    そして、どこまでもしぶとい。
    そして、どこまでもずぶとい。


    前置きはなく、さらっとした口どけで本編が始まる。
    さながら今宵の肴になるであろう、アジの刺身のように。

    入りこみやすく、文章量の多さに少しもストレスを感じなかった。
    表現が非常に豊かで、革製品の美しさがはっきりと想像できるし、影響を受けて夕飯をマックにしたし、朝のコーヒーがいつもより旨く感じた。
    しまいには、寝る前に読んでいたものだから、ということも加担しているのだろうがSMプレイの夢を見た。


    わたしの経験から察するに、最も興奮するオススメのSMプレイは‥


    ほいでは、次を読み終えたらまたかくます。

  • バブル期に警察からドロップアウトした元刑事の元にキャリア組から失踪した娘の捜索依頼が舞い込む。
    ここから警察内部の出世争いや主婦仲間の隠れたつながりが次々と明らかになり、スピード感あふれる展開。
    上巻は面白くて一気に読破。

  • 馳には珍しくあっさりとした始まり。あの特有の重苦しさがあまりない。下巻に期待。相変わらず一気に読めるのはさすが。あの倦怠感に襲われる濃いノワールを頼みます。

  • <上巻のみ読み終えた感想。>
    冒頭からぐっとひきこまれた。
    大きな展開が見られない気もするが、そこがなんとも生生しい。人間が生臭さがある。泥臭く生きることに長けた徳永がいる。

    なかなか気になるところで上巻は終わったが、果たしてこのペースで下巻も持つのだろうか。笑

    下巻次第では★は5つになる予感。

  • バブル後の物語なんだー
    坦々と真実に近づく過程は面白いけど、馳 星周のいつものドロドロ感、閉塞感があまり感じられない気がする。

  • 失踪したキャリア警察官僚を探し出すために呼び出された元部下の刑事。キャリアとノンキャリ、刑事と公安のドロドロを交えつつ、何故彼女は失踪したのか、何を裏でやっていたのか等々物語の大筋は上巻で詳らかに。

  • 新宿歌舞伎町のチンピラを、警察官崩れの探偵に置き換えました。上についてはそれなりに読ませるが、スピード感とか切迫さとか物足りないかな。馳さんの作品はそこがいいから・・・

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著者プロフィール

1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。2020年、『少年と犬』で第163回直木賞受賞した。著者多数。

「2022年 『煉獄の使徒 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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